本記事にはプロモーションが含まれています。
最近、街中で見かけるようになったオフロード電動自転車。
あなたはその走る姿を見て「あのバイクのような自転車なんだろうか?」という疑問も持ったことがあるかもしれません
バイクに似たフォルムのため、「どんな乗り心地なのだろうか?」「自分も乗ってみたい」と思った人も少なくないでしょう。
この記事では最近話題の「オフロード電動自転車」の基本情報や選び方について、詳しく解説していきます。
読み終わるころにはあなたはオフロード電動自転車について詳しくなっていることでしょう。
- オフロード電動自転車の魅力と特徴
- オフロード電動自転車を選ぶ上でのポイント
- オフロード電動自転車の性能を比較する方法
- 自分に合ったオフロード電動自転車の選び方とおすすめモデル
オフロード電動自転車の魅力と特徴
バイクなのか、自転車なのか、知らない人が見ただけではまず分からない「オフロード電動自転車」。
このセクションでは、オフロード電動自転車がどんな特徴を持ち、なぜ人気なのかを紹介していきます。
オフロード電動自転車とは?
オフロード電動自転車とは、2022年にアメリカで大流行した、険しい地形や未舗装路を楽しむために作られた電動自転車です。
一見するとただのバイクのように見えますが、そうではありません。
ファットタイヤやフレームはバイクに似せた作りになっていますが、足元をよくよくみるとペダルとスプロケット(後輪のギア)があることに気付きます。
このペダルを漕ぐことで電動アシスト自転車のようにモーターの補助を受けながら走行することが可能なのです。
では、一般的な電動アシスト自転車と何が違うのでしょうか。
主に2点挙げられます。
- フル電動モードを採用
- 高出力モーターを搭載
この2点が電動アシスト自転車とどのように異なるのか、深く解説していきます。
フル電動モード
オフロード電動自転車の「フル電動モード」とは、ペダルを漕ぐ必要がなく、アクセル操作だけで前進できる機能です。
このモードは一般的な電動アシスト自転車にはない特徴で、特に山道や険しい地形での走行を快適にするために設計されています。
しかし、どのような場面で便利なのか、また注意点は何かを詳しく見ていきましょう。
メリット1. 疲労を軽減
フル電動モードを使えば、ペダルを漕がずに進むことができるため、長時間のライドでも疲労を大幅に軽減できます。特に、急な登り坂やぬかるみなどで体力を温存する際に役立ちます。
メリット2. 特殊な地形での強み
険しいオフロードでは、ペダルを漕ぐだけでは前進が難しいことがあります。フル電動モードなら、アクセル操作だけで簡単にトラクションをかけられるため、安定した走行が可能です。
メリット3. 初心者でも扱いやすい
オフロード経験が少ない方にとっても、フル電動モードは頼れるサポート機能になります。テクニックを習得する前に、このモードを活用することで、自信を持って冒険に出ることができます。
高出力モーター
オフロード電動自転車の特徴の一つである「高出力モーター」は、険しい地形や急斜面での走行を可能にする重要なパーツです。
一般的な電動アシスト自転車に搭載されるモーターよりも強力で、走破性と安定性を両立しています。
では、高出力モーターのメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
メリット1. 坂道や荒れた地形でも余裕の走行性能
高出力モーターは、一般的に250W~750W(一部モデルではそれ以上)のパワーを発揮します。
これにより、急な登り坂や砂利道、ぬかるみといった厳しい環境でもスムーズに走行が可能です。特に山道でその真価を発揮します。
メリット2. 加速力が抜群
出力が高いモーターは、スタート時や一時停止後の再発進で優れた加速力を提供します。
重い荷物を積んでいても、軽快なスタートが可能です。
これにより、ストレスのない走行が実現します。
メリット3. 安定性の向上
高出力モーターの強力なトルク(回転力)は、車体をしっかりと前進させるため、オフロード走行中の安定感が抜群です。
これにより、滑りやすい路面や凹凸の激しい道でも安心して進むことができます。
電動マウンテンバイクとの違い
オフロード電動自転車と聞くと、電動マウンテンバイク(e-MTB)を思い浮かべる人がいるかもしれませんが、実際には大きく異なります。
電動マウンテンバイクとの違いについて、紹介していきます。
ペダルアシストがメイン
オフロード電動自転車はフル電動モードが使用可能でしたが、電動マウンテンバイクは、基本的にペダルアシスト機能に特化しています。
電動部分はあくまでもライダーがペダルを漕ぐ力をモーターが補助する仕組みのみで、フル電動モードは搭載されていない場合がほとんどです。
そのため、自転車としての操作感を重視したい方に適していると言えるでしょう。
本格的なトレイル走行向け
オフロード電動自転車は、多少のオフロードを快適に走行することに重きを置いて設計されていますが、電動マウンテンバイクは本格的な山道やトレイルでの使用を想定して設計されています。
その結果、電動マウンテンバイクは軽量かつ頑丈なフレーム、強力なサスペンション、グリップ力に優れたタイヤなど、過酷な環境での走行性能に重点を置いています。
電動マウンテンバイクがオススメな人は?
電動マウンテンバイクはあくまでも自転車の延長であるため、自転車らしい操作感を感じたい人にオススメです。
また、フレームも頑丈で、強力なサスペンションも装備されていることから、本格的なトレイルを楽しみたい人もオススメ出来ると言えるでしょう。
オススメモデル2選
最近、オフロード電動自転車の人気が高まっているため、ネット上や実店舗で多種多様なオフロード電動自転車が販売されています。
モペット
モペットのオフロード電動自転車は2つのタイプが販売されています。
最大40km/hで走行できるため、電動自転車では味わえない疾走感を得られるでしょう。
デザインもおしゃれで、バイクのような見た目というオフロード電動自転車の特徴も抑えています。
価格も10万円前後と原チャリを購入するよりも安く買えるのもオススメですね。
オフロード電動自転車に乗る上での注意事項
オフロード電動自転車は、舗装されていない道や険しい地形でも快適に走行できる上、街中での走行も可能な便利な電動自転車です。
しかし、そのパワフルな性能を最大限に活かすためには、いくつかの注意点をしっかり押さえておく必要があります。
本セクションでは、オフロード電動自転車を安全かつ快適に楽しむために知っておきたいポイントを詳しく解説します。
初心者でも安心して走行できるよう、わかりやすく説明していきますので、ぜひ参考にしてください。
バッテリー容量と走行距離
オフロード電動自転車に乗るうえで、バッテリー容量の大きさは注意して見る必要があります。
オフロード電動自転車はフル電動モードを使用できるモデルが多いため、少ないバッテリー容量のモデルを選ぶと、走行距離が短くなり、使い勝手が悪くなってしまいます。
街中での移動とオフロードでの冒険、どちらでも安心して使うためには、自分のライフスタイルに合ったバッテリー性能を確認する必要があるのです。
バッテリー容量はどのくらい必要?
オフロード電動自転車は駆動モーターの出力が500W程度と大きいため、最低でも48V10Ah以上の容量があるモデルを選ぶと便利です。
モデルによっては、10Ahの容量があれば、最大100kmの走行距離となるので、普段の買い物はもちろん、オフロードでの走行も心配いらないでしょう。
アシストモードが走行距離に与える影響
オフロード電動自転車には、通常複数のアシストモードが搭載されています。
エコモードではモーターのアシストが控えめで、バッテリーを節約しながら長距離を走行できます。一方で、フル電動モードを使用すると、急坂や荒れた地形でもスムーズに進めますが、その分バッテリーの消費が速くなります。
街乗り中心ならエコモードを活用しつつ、必要なときにフル電動モードに切り替えるなど、状況に応じた使い方がポイントです。
街中とオフロードのバッテリー消耗の違い
街中での走行では、一定速度を保ちやすく、信号待ちなどで停止する時間もあるため、比較的バッテリー消耗が少ない傾向にあります。
一方、オフロードでは急な登坂や凸凹の地形が続くため、モーターがフル稼働し、バッテリーの消耗が激しくなります。
そのため、街中とオフロードを両立させたい場合は、バッテリー容量に余裕のあるモデルを選び、長距離走行時には予備バッテリーを持参するのも良い方法と言えるでしょう。
免許が必要
オフロード電動自転車は原則として、「免許が必要」となります。
それはオフロード電動自転車が、「電動アシスト自転車」ではなく、「原動機付自転車」の部類に入るからです。
「電動アシスト自転車」と「原動機付自転車」の大きな違いは、「ペダルを踏まなくても進むかどうか」にあります。
「電動アシスト自転車のモーター機能」が「ペダルを手助けすることだけ」になっていることに対し、「原動機付自転車のモーター機能」はペダルを漕がなくても走行できることが可能です。
その結果、いわゆる原チャリと呼ばれる車両と同等と見なされ、公道を走る際はナンバープレートが必要となり、運転する際に免許が必要となるのです。
必要な装備も忘れずに
先ほども触れましたが、オフロード電動自転車は「原チャリ」の部類にあたるため、一般的な電動自転車と異なり、公道を走る際は以下の装備が必要となります。
街中を走行するためにオフロード電動自転車を購入する場合は、以下の装備が備わっているかを必ず確認しましょう。
電動アシスト自転車と同じく必要な装備
- ライト(前照灯)
- 泥除け
- スタンド
- ヘルメット(オフロード電動自転車は義務)
- 保険(オフロード電動自転車は自賠責保険も)
オフロード電動自転車のみ必要な装備
- テールランプ
- 緊急制動表示灯
- ブレーキランプ(制動灯)
- 番号灯
- ナンバープレートの取付位置
- ウインカー
- バックミラー(後写鏡)
- 前後ブレーキ
- 警音器
- 速度計
- 後部反射材
メンテナンスも
オフロード電動自転車を長く乗るためにはメンテナンスが必要です。
部品の中では、ギアやチェーン周りのメンテンナスは重要で、怠ると快適な走行が出来なくなるでしょう。
特にオフロードを走る場合は、その都度で簡易的なメンテンナスを行うことをオススメします。
メンテンナスの方法は以下の記事でまとめていますので、ぜひご覧ください。
まとめ
オフロード電動自転車を選ぶ際には、フレームの素材や形状、モーターの種類と出力、バッテリー容量、そして免許の必要性といったポイントを総合的に考慮する必要があります。
それぞれの要素が走行性能や快適性に大きく影響を与えるため、慎重に選ぶことが求められます。
また、自分のライフスタイルや用途に最適なモデルを選ぶことで、より充実したアウトドア体験が楽しめるでしょう。
コメント