自転車の取扱いがあるドン・キホーテに立ち寄った際に、ドンキだけで販売されている「電動自転車」が売られていることを目にしたことはありませんか?
そのときもしかしたら、「ドンキで売られている電動自転車を買っても大丈夫なのだろうか?」と思った人も少なからずいると思います。
ドン・キホーテ、通称ドンキは、コスパの良い商品が取り揃えられていますが、実は電動自転車の取扱いもあります。
ヤマハを始めとする大手メーカーの電動自転車だけではなく、プライベートブランド「情熱価格」として、「ドンキだけ」の電動自転車の取り扱いがあるほど、力を入れているのです。
この記事では、ドンキで販売されている電動自転車の種類と口コミを調査し、購入前に知っておきたいポイントをわかりやすく解説します。
ドンキで電動自転車を購入することのメリット・デメリットを理解したうえで購入できると購入後の後悔がないと思いますよ。
- ドンキの電動自転車のメリットとデメリット
- 実際に買った人の評価や満足度
- ドンキ電動自転車の性能や使用感
- 購入前に知っておきたい注意点
ドンキで販売される電動自転車の魅力と注意点
「ドンキで電動自転車を買っていいのか?」という疑問。
結論から言えば、「買ってもいい」と言えるでしょう。
ドンキで売られている電動自転車、特にプライベートブランド「情熱価格」で販売されている電動自転車を中心にその理由を解説していきます。
ドンキで購入できる電動自転車の種類
ドンキでは、日常使いに適した電動自転車が多数ラインナップされておりますが、大きく2種類に分けることが出来ます。
- プライベートブランド「情熱価格」
- 他社メーカーのブランド
プライベートブランド「情熱価格」
ドンキのプライベートブランドである「情熱価格」。
さまざまな日用品や食料品が販売されているこのブランドで、なんと電動自転車の取扱いがあるのをご存じでしょうか。
現在は1台のみの取扱いですが、過去にも2台販売されている実績があるようです。
有名メーカーのブランド
もちろん、ドンキではヤマハを始めとする有名メーカーの電動自転車の取扱いもあります。
また、自動車のブランドである「HUMMER(ハマー)」の電動自転車を取り扱うなど、あまり馴染みがないブランドの取扱いがあるのもドンキの面白いところです。
なお、ハマーの電動自転車に興味のある方はこちらでまとめてますのでぜひご覧ください。
「情熱価格」の電動自転車とは?
ラインナップ
「情熱価格」の電動自転車は、「EVA PLUS CROSS」の1台のみとなります。しかし、過去には折り畳みタイプの「EVA Plus mini2」や「EVA Plus 2」なども販売されており、在庫がある店舗では売られているようです。
基本性能
項目 | 詳細 |
---|---|
フレーム | アルミフレーム |
バッテリー | 36V 6.0Ah |
モーター | 電動アシストモーター |
タイヤサイズ | 27.5×1.95インチ |
変速段数 | 外装7段変速 |
重量 | 約19.8kg |
走行距離 | 最大約60km(エコモード時) |
価格 | 約10万円(税込) |
その他 | スピード・走行距離表示、ワンキー・ツーロック、フレームインバッテリー |
特徴
一番の特徴は、電動アシスト自転車に見えないスタイリッシュなデザインではないでしょうか。
フレームインバッテリーを採用しているため、一見、電動自転車には見えず、スポーツバイクにも見えます。そのため、街乗りにも違和感なく馴染むでしょう。
また、電動自転車にしては軽量で、取り回しやすく、女性でも扱いやすいです。
価格も税込みで約10万円と、電動自転車としてはかなりお手頃の価格帯ではないでしょうか。
走行距離は約60kmであり、街中で走行する分であれば十分です。
主に買い物や近くの通勤・通学に最適なモデルと言えるでしょう。
他メーカーとの性能比較
情熱価格の電動自転車「EVA PLUS CROSS」はデザインと価格面で魅力的な商品ですが、他メーカーと比べるとどうなのでしょうか?
ここでは、大手メーカーと比較しながら、ドンキ独自の特徴を探ります。
比較表
項目 | EVA PLUS CROSS | PAS CRAIG | TB1e | Turbo Vado SL 4.0 EQ |
---|---|---|---|---|
メーカー | ドン・キホーテ | ヤマハ | ブリヂストン | Specialized |
イメージ | ||||
フレーム | アルミ | アルミ | アルミ | アルミ |
バッテリー | 6.0Ah | 8.9Ah | 14.3Ah | 26.7Ah |
タイヤサイズ | 27.5×1.95インチ | 700×38C | 27インチ | 700×38C |
変速段数 | 外装7段 | 内装3段 | 外装7段 | 外装10段 |
重量 | 19.8kg | 21.6kg | 22.5kg | 17.97kg |
走行距離 | 60km (エコモード) | 70km (オートエコモードプラス) | 200km (エコモード) | 130km |
価格(税込) | 109,780円 | 129,000円 | 174,000円 | 385,000円 |
他メーカーと比較してのメリット・デメリット
メリット:コスパの良さが顕著
EVA PLUS CROSSを他社メーカーのスポーツ電動自転車と比較するとコスパの良さが分かります。
ギア変速や重量、走行距離などを見ても大手メーカーと遜色ない性能があります。
ギア変速が7段あり、アルミフレームでかつ、フレームインバッテリーを採用しているモデルで10万円で販売されているモデルはなかなか見当たらないでしょう。
メリット:購入しやすい
ドンキは全国的に展開されているため、実際に販売している「EVA PLUS CROSS」を購入前に見ること簡単に出来る点もメリットではないでしょうか。
Specializedのような海外メーカーの電動自転車は取扱っている店舗で少ないため、購入前に実物を見ることが難しいです。
電動自転車は高額なものが多いため、実際に見てから購入したい人も多いと思います。
その点において、ドンキの電動自転車は購入しやすいと言えるでしょう。
デメリット:パーツの耐久性
それぞれのパーツにおいて、採用しているメーカーが明記されていないため、耐久性を判断出来ません。
特にスプロケットを始めとするギア部分は耐久性が非常に大事な部分となりますが、具体的なメーカーが記載されていないことで、耐久性に不安を感じるかもしれません。
アシスト機能
また、アシスト機能についても独自の技術を採用しているため、乗り心地は試しておく必要があります。
スペック上の能力も大事ですが、その能力をどのくらいまで維持できるかも同じくらい重要です。
新しい商品のため、判断材料が少ない点がデメリットと言えるでしょう。
ドンキの電動自転車の口コミと購入の選択肢
ドン・キホーテの電動自転車「EVA PLUS CROSS」は、価格の安さと手軽さで注目されていますが、実際に購入した人たちはどのような感想を持っているのでしょうか?
ここでは、購入者の口コミを基に満足度や不満点を整理するとともに、ドンキ以外での購入方法についても解説します。
購入後に後悔しないためのアドバイスもお届けしますので、ぜひ参考にしてください。
購入者の口コミから見える満足度と不満度
口コミをチェックすると、ドンキ電動自転車には高評価と低評価が混在していることがわかります。ここでは、満足しているポイントと不満なポイントを詳しく見ていきます。
なお、あまりXなどでは口コミがなかったため、ドンキ公式「マジボイス」から抜粋して紹介します。
全体的な良い口コミ
- 見た目がいい
- コスパが良い
全体的な悪い口コミ
- サドルが高い
- 最初から部品が壊れていた
使用感に関する口コミまとめ
「EVA PLUS CROSS」の使用感に関する口コミはこちらです。
使用感に関する良い口コミ
- 通勤で使用。ワイヤーロックだけでU字ロックを購入したが、それ以外は概ね良好
- 身長168cmにはサドルがちょっと高く付属のチェーンのホルダーをうまく配置出来ないことに目を瞑ればかなり良い物
使用感に関する悪い口コミ
- 時々アシストが効かなかったり逆に勝手に効いてしまったりすることと、ブレーキの効きが悪く中々止まってくれないこと
- 2.3日でブレーキレバーがスカスカになりました
故障やメンテナンスに関する口コミ
購入後の故障やメンテナンスは、長く使う上で気になるポイントです。本体自体の不具合や購入した店舗のメンテンナンスに関する口コミがありましたのでご紹介します。
故障
- 電動アシストがペダルを漕いでないのに作動します
- 時々アシストが効かなかったり逆に勝手に効いてしまったりすることと、ブレーキの効きが悪く中々止まってくれないこと
メンテナンス
- 1か月で故障しメンテナンスを依頼。戻って来た際、前輪側の泥除けが曲がってたり本体に傷が付いて戻って来たりと散々でした。
まとめ
以上、ドンキの電動自転車「EVA PLUS CROSS」の紹介をさせていただきました。
全体的に口コミがあまりないため、判断がむずかしいところですが、現状としては、多少の不具合が見受けられるものの、値段相応の商品ではないでしょうか。
ドンキは自転車専門店ではないため、購入後のメンテンナスにおいて、多少不安が残る印象があります。
一方で価格帯が自転車専門店で販売されているよりも安く設定されているため、とにかく安く電動自転車を購入したい人はオススメです。
ドンキで購入するメリットとデメリットをよく考慮した上でご検討ください。
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